• 理学療法士・作業療法士必見のリハビリ講座・徒手療法セミナー講座

セミナーについて

end feelについて

定義:自動運動最終域で、他動的な角運動を施行した時又は並進運動時の最終的感触のことである。

筋肉性:柔らかく、弾力性がある。
靭帯や関節周囲組織:やや硬く、弾力性がある。
軟骨性:硬く、弾力性がある。
骨性:硬く、弾力性がない。

並進運動とは?

並進運動とは、関節凹面の接線(治療面)に対する垂直または平行方向への関節の他動的運動の事。

Joint playとは?

定義:牽引及び滑りによる他動的運動により行われる運動の範囲。

徒手医学では並進運動(牽引・滑り)を用いて関節の遊びの範囲及び
関節包内のエンドフィールを検査し、また痛みの治療も行われる。

牽引とは?

牽引とは、治療面に対して垂直に行われる運動の事。

意義:joint playの検査
治療でも応用:鎮痛、靭帯関節包の伸張

圧迫とは

圧迫とは、関節面の接触を強調した運動の事。

意義:疼痛が悪化する場合、関節内組織の問題が予想される(半月板や関節軟骨など)

滑りとは

滑りとは、治療面に対し水平に行われる運動の事。

意義:joint playの検査
痛みの軽減。関節包、靭帯の伸張

並進運動

牽引・滑り3段階分類
グレード1:緩和
グレード2:緊張
グレード3:伸張

意義:
①ioint play検査:グレード2の生理的限界でのend feelを目安とする。
②関節の鎮痛:グレード2までの並進運動を行う。
③mobilization:グレード3まで関節包靭帯を伸張しながら可動域の増大。
7~10秒保つ。Joint playが改善するまで繰り返す。

凹凸の法則について

凹の法則関節の凸を固定した場合、凹側の関節面は治療方向(関節運動)と同じ方向へ動く。

凸の法則関節の凹を固定した場合、凸側の関節面は治療方向(関節運動)と反対方向へ動く。

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