徒手療法の種類は、どんなものがあるの?
日本には様々な国の徒手療法があり、なかには日本で体系化された徒手療法もあります。
・ドイツ徒手医学
・Kaltenborn-Evjenth-Concept(=Nordic System)
・Maitland
・Paris
・Mulligan Technique
・マッケンジー法
・SJF(synovial joint facilitation)
・AKA(Arthrokinematic Approach)
・オランダ徒手療法(Dutch Manual Therapy)
など、沢山あります。それぞれに定義などがあり、評価や治療手技も異なります。
しかし基本的な関節mobilizationや神経系mobilizationなどに関しては、基本的な原則(凹凸の法則など)が変わらないし、もちろん人体構造も変わらないため、やり方は似ていると思います。
どの手技を選択しようが、良いと思います。患者さんのために、しっかり考え自分が選択したものだからです。ポイントは『何を重視したのか?』です。目的を持って勉強会に参加する事ですね。
何を重視して学ぶか?
患者さんをどう診るか?が大切だと思います。
ただベットに寝かせ、ストレッチし足に重り巻き筋トレばかりしている。また同じメニューを繰り返してばかりいる先生多いですよね。
そんな先生にはなりたくもなく、一緒にされたくもなく、自分の評価に納得いかない先生が多い事だと思います。
そのためには、自分の存在価値『付加価値』をつける必要があります。
それは、勉強会に参加するなどしてインプット&アウトプットを繰り返すだけです。
しかし、それが難しいですよね。
インプットだけでも整理するだけでも大変だし、分かったつもりでセミナーを受け続けてしまい「セミナーオタク」になりかねません。
私自身もいろんな勉強会に参加し、失敗もし、臨床で悩み続けました。悩みが解決できたのは、どうしても一つの手技にこだわりすぎて、これはコレと枠にはめていました。枠にはめるのがスッキリする自分があったのです。しかし、臨床では多種多様な考えが必要であり、反応が良い方法を取捨選択をすれば良いと思ったら、楽になりました。
日本徒手医学リハビリてション協会(JMR)は、評価と治療が一体化しており、考え方がシンプルで分かりやすいです。色んな手技の良いところを合わせた協会です。
当協会についてに詳細は記載していますので、是非ご覧ください。