おはようございます。JMR協会の堀です。
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シリーズ：新人向けシリーズ
急性期の軽度片麻痺のバランス評価ポイント３選！！
急性期の軽度片麻痺の患者さんでバランス評価をしたい！！
けど時間もないし…すぐできるのないのかな(-_-;)
そんな新人理学療法士さんへ朗報です。
今回、見ていただいた評価ポイント３選と題してご紹介したいと思います！！
①安定性限界の広さ
支持基底面の中で患者さんが重心を保てる範囲を言います。
片麻痺の患者さんは重心が非麻痺側へ偏り、面積も小さくなる傾向があります。
転倒は安定性限界から重心が逸脱して復帰できなかった時に起こります。
②麻痺側の力で重心を動かせるか
麻痺側に転倒しないようにするためには非麻痺側方向へ重心を動かす推進力を得る必要がある。それは麻痺側の力で重心を動かせるかが重要になってきます。
麻痺側の筋活動が重心移動に先行して起こること、重心が移動している間に随伴して起こっていることを評価します。触診で側腹筋や股関節外転筋を評価します。
③パッセンジャー・ユニットが直立でバランスを保てるか
パッセンジャー・ユニットとは頭部・頚部・体幹・両上肢から構成される。
片麻痺患者さんは筋緊張異常によってパッセンジャー・ユニットを含む身体アライメントの変化が起こりやすい。時間が経つにつれて顕著となり、修正に難渋する。
パッセンジャー・ユニットがより直立位に近くバランスを保てれば、安定性限界の中に重心をとどめやすくなり、転倒リスクを軽減できる。
この考えを踏まえて立位で重心移動を行う
重心移動がどこまでできるか・筋の収縮が先行して起こるか触診・パッセンジャー・ユニットが直立位であるか
この3つを見て評価していただければと思います！！
ぜひ、急性期でお勤めのセラピストは参考にしてくださいね(^^)/
良ければ、高評価・チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
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