おはようございます。
役員の井尻です。
一月も終わりに近づいております。
師走に引き続きバタバタした月になっているのではないでしょうか?
当協会の研修会も週末から起立セミナーと肩セミナーが開かれます。
ご参加してくださる先生方と会えることを楽しみにしております。
筋収縮は様式によって5つに分けることができます。
①等尺性収縮
②求心性収縮
③遠心性収縮
④等張性収縮
⑤等速性収縮
があります。全て説明できますか?
本日は①②を説明したいと思います。
①等尺性収縮
筋の両端が固定され、筋の長さが変化しないもしくは関節の運動を伴わない様式のことである。
椅子座位で膝関節を完全伸展して保持しているときの大腿四頭筋の収縮や鉄アレイを持ち肘関節90°屈曲位に保持している時の上腕二頭筋の収縮が等尺性収縮である。等尺性収縮時に発揮される筋力を等尺性筋力といい、筋力測定として使われることが多い。
②求心性収縮
筋の長さが短縮し、起始停止が近づく収縮様式をいう。
椅子座位で膝90°屈曲位から完全伸展位まで伸展する場合の大腿四頭筋の収縮や鉄アレイを持ち肘伸展位から屈曲する場合の上腕二頭筋の収縮である。
<まとめ>
日常生活では上げて止めて置く力と持ち上げる力という考えで良いかと思います。
筋への負荷は遠心性収縮が一番大きく、求心性収縮が一番小さいです。こういうのも臨床で使えるポイントかもしれませんね。次は遠心性収縮も説明しますね。