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  • 2018年6月16日

呼吸器とはなんぞやという方へ!!

呼吸器とはなんぞやという方へ!!

呼吸器とはなんぞやという方へ!! 1024 666 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
役員の井尻です。
呼吸シリーズ第3回目です。
呼吸器とは聞いたことがあるけど…という方にぜひ読んでほしい内容となっております。

呼吸器

呼吸器は気道、肺胞、胸郭に分けられる。
今回は気道を中心に述べます。
①鼻腔
鼻腔粘膜には静脈と粘液腺があり、取り込まれた外気が肺内に達する前に濾過・温め・湿り気をもたせる。
②咽頭
鼻腔、口腔の後面で下行は咽頭と食道に連なる。
食物の嚥下に際して、鼻腔と咽頭の出入り口はふさがれ、呼吸運動は停止する。
③喉頭
甲状軟骨などで囲まれ、内部には声帯がある。
発声は声帯、共鳴器として咽頭や顔面と唇を用いて呼気圧で行われる。
④気管
内面は線毛で覆われた粘膜と平滑筋からなり、外部には弾性線維とC型の軟骨がある。
線毛は分泌物や異物を咽頭へ押しやる。
軟骨は気管を輪状に保つ。気管は二分して左右の気管支となり、そこからさらに分岐して細気管支となる。そこから終末細気管支が分かれ、ブドウ房状、袋状拡張部である肺胞へ至る。ここで毛細血管との間でガス交換が行われる。

【まとめ】
気道をことについて今回は書きました。
鼻腔・咽頭・喉頭・気管の順番をまず覚えてもらえたらと思います。
次回は気管の解剖についてもう少し詳しく記載したいと思っております。