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  • 2018年6月9日

そもそも呼吸とは?

そもそも呼吸とは?

そもそも呼吸とは? 624 625 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
役員の井尻です。
呼吸とは
今日からは呼吸シリーズです。
呼吸を基礎から勉強した人は必見です。
まず、初回ということもあり、呼吸とはそもそも何かという部分から書いていきますね。

生体は生命維持のために肺を通して絶え間なく外界から酸素を取り込み、炭酸ガスを体外へ排出しています。
体内に入った酸素は循環器形によって組織細胞に運ばれ、エネルギー産生に利用されます。
エネルギー代謝の副産物である炭酸ガスは逆に組織から肺に運ばれます。
この全過程を呼吸といいます。
肺における大気と血液との間のガス交換を外呼吸あるいは肺呼吸といわれ、体内における細胞組織と血液との間のガス交換を内呼吸あるいは細胞呼吸といいます。
肺内への気体の吸入と呼出を換気といいます。

吸気:胸郭容積の増加で起こる
①横隔膜が収縮して下方へ移動し、胸郭腔が上下方向に広がる。
②肋間筋の収縮で胸郭が挙上されて側方へ広がる。

呼気:胸郭腔が元に戻ることで起こる
①横隔膜の弛緩する。
②肋間筋が弛緩して胸郭が下方へ移動する。

【まとめ】
ポイントは炭酸ガスを出して、酸素を入れるということと外呼吸と内呼吸を区別できていれば良いかと思います。
次回は胸郭と胸腔について書きていきますので興味があるかたは続けてご覧ください。