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シリーズ：起立動作シリーズ
【３分みて！！】起立動作の重要な筋活動BEST3
今日は立ち上がりの大まかな筋活動について紹介していきたいと思います。この動画では立ち上がりの筋活動を流れに沿ってざっくりと代表的なものを３つ紹介してきたいと思いますのでぜひ最後までご覧ください。
①前脛骨筋
まず立ち上がりといえば座位から立位になることでした。その段階の中で、働いてくる筋肉ってなんなのか。もちろんたくさんの筋が働くんですが、その中で前脛骨筋。ここが働いてくるのは、座位から立位に移行するっていう動作の前くらいから、動作の前から少しずつ働いてくるっていう特徴があります。屈曲層から離殿ていうところ。この離殿時にこの前脛骨筋の筋活動が最大になるっていう風に言われています。重心を前に移動して言ってお尻が離れる時、座位では座面と足底面に支持基底面があります。その支持基底面を一気に足部に移すっていうのが離殿で、その時に前脛骨筋が最大限に働きます。このとき足部は最大背屈していますよね。このように足部に支持基底面を移行するっていう時に、最大に働くのが前脛骨筋であります。
②外側広筋
そこから離殿した後、外側広筋が中心となって働いていきます。外側広筋といえば大腿四頭筋の一つですよね。外側広筋を中心とした大腿四頭筋が働いてきて、離殿して身体を起こしていきます。離殿の後に、この太ももの筋である大腿四頭筋が働いてきて体を起こしてくれます。
③ヒラメ筋・腓腹筋
最後伸展相で伸ばす。立位を取るっていうところで腓腹筋とヒラメ筋が最後に働いてきます。腓腹筋とヒラメ筋の遠心性収縮でブレーキの作用も担っています。そういった意味では伸展相でしっかり働いてくるっていうのが腓腹筋とヒラメ筋っていう風になっています。
以上が立ち上がりの大まかな筋活動で、これらの筋以外にも色んな筋肉が働いています。例えば股関節周辺の筋肉だったりとかでしたよね。前回の動画でも言いましたが、屈曲90°までは股関節屈曲筋が働いて、90°以上は 股関節伸展筋がブレーキとなって働いてくるっていうような話もしたと思います。後は骨盤周辺の筋とか、体幹の筋ももちろん働いています。
立ち上がりにおいて問題になりやすいのは、 離殿が多いと思います。今までに何回かに分けて立ち上がりについて色々お話ししているので、それを見ていただくと立ち上がりに対する理解がさらに深まると思いますので良かったらご覧ください。
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