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  • 2018年10月9日

禁煙の5Aとは?

禁煙の5Aとは?

禁煙の5Aとは? 640 480 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
役員の井尻です。
禁煙の5A
本日は禁煙について書こうと思います。
前回が喫煙の話であったので流れでよろしくお願いします。

COPDをはじめ癌や虚血性心疾患などの様々な疾患の予防に重要である。
重要性:肺機能は加齢と伴って低下する。しかし、喫煙者の低下速度は著しい。
禁煙はCOPDの発症リスクを減らすだけでなく、進行を遅くする最善の治療法である。
気流制限の進行が抑制され、生命予後が改善される。
メリット
①8時間:血中CO濃度低下
②2~3日:味覚・嗅覚の回復
③1~2ヶ月:咳・息切れの改善
※ニコチン離脱症状は1~2週間で消失すると言われている。

禁煙指導(5つのAが重要)
①無関心期(Ask):禁煙する気がない状態。現状の把握を行う。
②関心期(Advise):禁煙について考える時期。
禁煙のリスクやメリットを説明し、動機づける。
③準備期(Assess):禁煙を決心する。喫煙の意思確認を行う。
④実行期(Assist):禁煙療法を行う。
⑤維持期(Arrange):禁煙達成へのフォローを行う。
禁煙療法
①行動療法
冷たい水を飲む・深呼吸をする・ガムを噛む
②薬物療法
ニコチンガム・ニコチンパッチ
※禁煙が難しい理由はニコチン依存症であることが多い。
タバコは嗜好品ではなく、依存性薬物である認識をしてもらう必要がある。

【まとめ】
喫煙指導はまとめましたがかなり難しい印象をうけますね。
やはり、医師の力を借りるのも重要かと思いました。