おはようございます。JMR協会の堀です。
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シリーズ:歩行
歩行の立脚初期【IC】について5分で解説します!!
前回から歩行シリーズとして動画を撮ってやっています。
このシリーズでは歩行の見方や考え方をわかりやすく解説していますのでぜひ若手のセラピストや学生さんに見ていただきたいと思います。
では歩行周期をランチョロスアミーゴの分類で一つずつ解説していきたいと思います。今回は、初期接地(イニシャルコンタクト)の特徴と分析するポイントを見て行きたいと思います。 まず初期接地を説明していきます。
初期接地とは?
歩行周期っていうのはこの初期接地から始まり最初の両脚支持期になります。遊脚期から立脚期に変わる瞬間であり,反対側の下肢からの「荷重の受け継ぎ」が行われます。主な機能はヒールロッカーの開始、衝撃吸収があります。タイミングとして初期接地は足部が床に接地する瞬間の期間を指します。そして 正常歩行であれば、初期接地は必ず踵が前足部に先行して床に接地します。この初期接地は全歩行周期のわずか2%ですぐに荷重応答期に移行します。
しかしこのわずかな期間しかない初期接地が逸脱した運動となると荷重応答期より後も逸脱した運動となりますので初期接地は非常に重要な歩行周期の期間となります。
初期接地の床反力について
続いて初期接地の発生する床反力の位置と床反力が下肢、体幹の各関節に与える影響って言うのを説明していきたいと思います。 まず、初期接地の床反力は、床に接地した踵から垂直に発生します。そのため初期接地の床反力は身体を上に押し上げる力となります。そして体を上に押し上げる床反力を利用して初期接地から立脚中期にかけて体の重心を高くしています。また初期接地の床反力は 足関節の後方を通過し足関節を底屈方向に動かすことも覚えておいてください。
そしてこの足関節を底屈方向に動かす床反力に対抗するために足関節背屈筋である前脛骨筋が活動します。その結果、初期接地から荷重応答期にかけて緩やかに足関節底屈が起こり、衝撃を吸収します。ちなみにこの踵を支点として足部が回転する現象をヒールロッカーと言います。
前脛骨筋は初期接地から荷重応答期にかけて足関節底屈を制御すると同時に下腿骨を前方にひきつけることで下腿骨を前方に回転させます。
そしてこの初期接地から荷重応答期にかけて下腿骨が前方に回転するおかげで、立脚期に下肢がスムーズに前進することができます。続いて初期接地の床反力は膝関節前方を通過し膝関節を伸展方向に動かしますつまり
正常歩行の初期接地に発生する床反力は膝関節を安定させる方向に働きます。ただし初期接地から荷重応答期にかけて下腿骨が前方に回転し膝関節が軽度屈曲すると床反力は膝関節の後方を通過し膝関節を屈曲方向に動かします。そしてこの膝関節を屈曲方向に動かす床反力に対抗するために股関節屈曲作用がある大腿直筋以外の大腿四頭筋が活動します
続いて初期接地の床反力は股関節の前方を通過し股関節を屈曲方向に動かします。そしてこの股関節を屈曲方向に動かす床反力に対抗するために股関節伸展筋である大殿筋と大内転筋が活動します。大殿筋は初期接地から荷重応答期にかけて大腿骨を後方に回転することで膝関節伸展を補助します。大殿筋の活動が増加すれば股関節でなく膝関節の安定性も向上するということになります。
これは以前、少し前の動画で話したダイナミックカップリングという話にも詳しく解説していますのでそちらの動画もご覧ください
続いて初期接地の床反力は体の重心つまり体幹の前方を通過し体幹を伸展方向に動かします。
ということは正常歩行の初期接地に発生する床反力は体幹を安定させる方向に働きます。
おわりに
ここまで初期接地の床反力について説明してきました。少し長くなってきたので次の動画で初期接地を分析するときのポイントを三つ紹介していきたいと思いますので、ぜひそちらもご覧ください。
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