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  • 2018年8月16日

呼吸リハビリテーションにおけるリスク管理とは?

呼吸リハビリテーションにおけるリスク管理とは?

呼吸リハビリテーションにおけるリスク管理とは? 640 480 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
役員の井尻です。
呼吸リハビリテーションにおけるリスク管理とは?
本日は呼吸リハビリテーションにおけるリスク管理についてです。
リスク管理ができないと怖くてリハビリテーションどころではないですよね。
なのでしっかり、理解していただきたい内容かと思います。
特に新人のセラピストは一見ください。

まず、事前には心循環系などに重篤な合併症がないか確認する。
特に虚血性心疾患やうっ血性心不全、肺高血圧症の合併には十分な注意が必要である。
運動療法実施中には酸素飽和度、心拍をモニタリングし、原則として酸素飽和度で85%以下、心拍数で120回/分以上となることは避けるようにする。
また患者の自己評価のためには呼吸困難の評価も有用である。
呼吸困難度を負荷のコントロールに用いる場合には通常ボルグスケールで2-3レベルを目標とする。

【まとめ】
まず、合併症のチェックですね。
次に原則として酸素飽和度で85%以下、心拍数で120回/分以上の数値にならないかモニタリングして実施する。
呼吸困難の指標や患者さんの表情や過度の息切れがないかなどをしっかり観察しておこくとが大切かと思います。
また、気になる患者さんではドクターへの確認などを事前に行っておくことも忘れないようにお願いします。