• 理学療法士・作業療法士必見のリハビリ講座・徒手療法セミナー講座

  • 2018年3月15日

筋トレの効果を考えた種類とは?

筋トレの効果を考えた種類とは?

筋トレの効果を考えた種類とは? 590 1024 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
役員の井尻です。

今回も筋力トレーニングの種類についてお話します。
残りの3つのポイントの②最大反復法、③スピード・筋力法、④反復法についてお話します。

②最大反復法
最大下の負荷(60~95%)を用いて筋疲労の限界まで反復するトレーニング法である。
主として筋肥大による筋力増大が起きる。セット間休憩は短く(30秒)し、60~70%の負荷で疲労困憊まで行うと良いとされている。

③スピード・筋力法
比較的軽い負荷(50%)に対して最大努力で弾性的に少数回行うものである。
また、運動と実施条件は競技的な専門種目とできるだけ一致する運動様式のものを行う。
筋力発揮の機能的改善を目的としたトレーニングである。

④反動法
筋の伸張と短縮サイクルのトレーニング法として、神経系の適応の目的で行う。
筋力発揮の作用時間が長さから短いSSCと長いSSCの二つがある。
ジャンプトレーニングであれば、前者は台から飛び降りて、即座に飛び返すドロップジャンプまたはディプスジャンプである。後者はその場からの反動動作つき跳躍がある。

【まとめ】
最大反復法は筋肥大、スピード・筋力法は機能的改善、反復法は神経系に対して行うトレーニングとそれぞれ意義が違うようですね。
やはり、特異性があり治療として何を求めるかやリスク管理を行いながら可能なものを選択することが必要になりそうですね。