おはようございます。
役員の井尻です。
1月も終わりもう2月ですね!
当協会も2月の研修会に向けて準備を重ねております。
脊柱の触診と肘セミナー、肩関節の疾患別セミナーが2月にございます。
ご期待に沿えるようなセミナーをご用意しておりますのでぜひチェックお願いします。
さて、前々回は等尺性と求心性についてお話しました。
また、前回は③遠心性収縮と④等張性についてお話しました。
本日はこのシリーズの最後で等速性収縮について書こうと思います。
⑤等速性収縮
筋の収縮速度が一定となるような関節運動時の筋収縮のことをいう。
関節運動時の角速度を一定に保つ機器を使用し、その時の運動を等速性運動、その時発揮される筋力を等速性筋力という。
等速性運動中は関節の角速度は一定であるが、実際に筋が等速性収縮をしているわけではなく、真の等速性収縮はありえない。
スポーツ選手の筋力測定やリハビリテーションの効果判定などに用いられる。
<まとめ>
あまり臨床的には等速性収縮は意識しない部分かと思われます。
研究をされている方なら使われている方もいるかもしれませんが、用語の確認程度でよいのではなおでしょうか。実際、学生の時に行った記憶がありますがかなりハードであったと思います。負荷と機器が必要な時点で難しいかと思います。