おはようございます。
役員の井尻です。
前回は等尺性と求心性についてお話しました。
今回は③遠心性収縮と④等張性についてお話しようと思います。
前回が気になる方は2日前からご覧ください。
③遠心性収縮
筋の長さが伸長し、起始と停止が離さるような収縮様式をいう。
椅子座位で膝関節を完全伸展位からゆっくり屈曲する場合の大腿四頭筋の収縮や鉄アレイを持ち肘屈曲位から伸展位にしながらゆっくり降ろす場合の上腕二頭筋の収縮である。
④等張性収縮
筋の発生する張力が一定であるような関節運動時の筋収縮をいう。
何キロの重りを持ちあがることができるのかといったような筋力を等張性筋力というが、重りを持ち上げる時の筋にかかる負荷はモーメントアーム、重力、角速度などの影響をうけるため一定はいえず、人体の運動においては真の等張性収縮はありえない。
<まとめ>
遠心性収縮が臨床上は一番重要であるといえます。人間は重力の元生活しているために例えば、歩行では衝撃吸収やスピードコントロールなど多くが遠心性収縮が用いられています。しかし、遠心性収縮が一番筋出力が必要なだけに難易度の高いといえます。
トレーニングおいて遠心性収縮が意識したものを取り入れることは大切なことだと思われます。