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  • 2018年1月13日

筋収縮の基礎とは?

筋収縮の基礎とは?

筋収縮の基礎とは? 625 624 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
役員の井尻です。

みなさんも仕事が始まったのではないでしょうか?
生活習慣が一気に変わって体調管理が難しいかと思いますが、どうぞお気を付けくださいね。
今回は筋収縮の基礎の部分です。
筋収縮を一番の根本的な部分まで落とし込むとズバリ電気刺激です。
それを理解されていますか?
その部分の知識を付けたい方はぜひご覧ください。

1単収縮と強縮
単収縮:筋に単一刺激を与えると筋は1回だけ経過のはやい収縮を行う。
強縮:単収縮が連続して起こると収縮力は次第に大きくなる。これを段階現象という。
反復刺激の頻度を高くすると、各単収縮は加重されて融合し、筋張力は4倍にもなる。
各単収縮の融合が不十分で収縮に動揺のある状態を不完全強縮という。完全に融合して動揺のない状態を完全強縮という。
随意運動で強縮を起こすためには神経インパルスは5~50/secの頻度になる。
白筋は収縮時間が短く、強縮を起こす刺激の頻度は高い。

<まとめ>
手技によってはこの強縮の際に起こる加重を利用して筋の出力を上げたり、動作時に使いやすくするという方法もありますね。
私はその手技を深く理解している訳ではないので強くは言えませんが…
基本的には普段の運動では強縮が起こっていると考えていただければ良いと思います。