おはようございます。
役員の井尻です。
今回は筋線維の種類です
筋線維にはタイプがありますよね!
どんな特徴がありましたか?
答えられない方はぜひご覧ください。
筋線維は組織化学的な性質の違い、代謝や機能の相違によって3種類に分けられる。
TypeⅠ線維はミトコンドリア酵素活性が高く、ホスホリラーゼ活性は低く、脂肪顆粒を多く含む。
この筋線維は直径が細く、収縮時間が長いことから遅筋あるいはその色から赤筋と呼ばれる。
TypeⅡ線維はミトコンドリア酸素活性が低く、ホスホリラーゼ活性が高く、脂肪顆粒が少ない。
直径は太く、収縮時間が短いことから速筋、色では白筋と呼ばれる。
赤筋、白筋の区別は筋線維内の可溶性蛋白であるミオグロビンの色に由来し赤筋には多い。
TypeⅠとTypeⅡの中間的なものとして、ミオグロビン含有量の異なる中間線維がある。
筋線維を単収縮の性質と代謝の相違からSO、FG、FOGの3種類に分けることが多い。
FG線維やFOG線維の割合が多い筋を速筋、SO線維が多い筋を遅筋という。
遅筋と速筋の相違は筋の支配している運動神経によるところが多い。
速筋と遅筋の支配神経を交差して移植すると、速筋の収縮速度は遅くなり、遅筋は速くなる。
筋の終板の構造にも違いがある。
うまれた直後には、全ての筋は速筋の性質を示すが生後4~6週で分化を生じて遅筋が現れてくる。
<まとめ>
筋のタイプは3種類あり、長時間に強いものや瞬間につよいもの、真ん中なものです。
イメージは姿勢筋のヒラメ筋がTypeⅠで腓腹筋がTypeⅡのような分け方で良いと思います。