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  • 2018年1月4日

筋と血管の関係性とは?

筋と血管の関係性とは?

筋と血管の関係性とは? 640 427 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
役員の井尻です。

新年から2回目ですね。
今日から仕事が始まると思うと少し寂しい気持ちにもなりますが、頑張っていきましょう。
まだお休みの方はもう少しゆっくりしてくださいね。

今回は骨格筋の血管についてです。
筋に栄養や酸素を送る血管はどうなっているかご存知でしょうか?
知りたい方は下記をご覧ください。

筋は血管に富んでいる。
動脈は筋内に入り、多く分枝して毛細血管となる。
毛細血管は網状構造となって筋線維を取り囲み、その後にふたたび集合して静脈となる。
毛細血管による筋内の血管床は大きく、これを通して酸素や代謝産物の交換が行われる。
筋内の血管の収縮や拡張は自立神経の支配によって起こるが、運動によって筋に生じた酸性代謝産物も毛細血管の拡張を促す。
低度や中等度の筋収縮では毛細血管の血流は増加するが、強収縮では筋内圧が上昇して血流の遮断が起こる。
筋の毛細血管は運動を継続すると増加する。動物実験では45%の増加があったと報告がある。

<まとめ>
筋は栄養や酸素を多く必要とするため血管が富んでいるのでしょう。
また、筋の毛細血管は運動を継続すると増えることから運動することでさらに酸素や栄養を運ぶことができるようになるのですね。