あけましておめでとうございます。
役員の井尻です。
今年度も期待度を超えるセミナー行っていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回から新年一回目ということもあり、新しく筋について書いていきますね。
骨格筋の構造
骨格筋は直径10~80μmの横紋筋線維の束であり、表面は外筋周膜で覆われ、内部は筋線維を囲む微細な結合組織である。内筋周膜で細かく分けられている。
一つの筋全体および筋群の表面は薄い結合組織の膜で覆われている。
筋束の長軸に対して直角な筋横断面積を解剖学的断面積、筋線維の走行に直角なものを生理的横断面積という。
筋の中央部を筋腹という。筋の両端は結合線維組織の腱となって骨に付着している。
多くの筋はひとつの骨から起こり、別の骨についている。
筋の両端のうち筋収縮時に固定されているかあるいは動きが少ない方を起始と呼び、動きの多いほうを停止と呼ぶ。
停止はてこに力が加わるところで、起始と停止との間の関節がてこの支点となる。
しかし、運動の全ては相対的であり、筋のどちらの端が起始か停止かは容易に決定できない。
習慣的に解剖学にしたがって体幹に近い近位端を起始、反対の遠位端を停止という。
筋の両端のうち運動時に固定されている端と筋頭、動く端を筋尾ということもある。
個々の筋は外観上それぞれに固有の形があり、紡錘筋、羽状、板状、帯状、輪状などに分類される。筋頭が2分、3分していることから、二頭筋、三頭筋と呼ばれるものもある。
筋腹が腱で中断された二頭筋もある。
<まとめ>
筋は細い線維でできており、それを何回も膜でコーティングされたものと言えると思います。そこに収縮が入り関節を動かしているというのが簡単な解釈です。
ここは基礎ですのでまず、知識としての復習かもしれませんね。