おはようございます。
役員の井尻です。
私ことですが、本日は夜間の勉強会へ行く予定なっています。
できる限り協会での研修会でみなさまに提供できたらと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。
本日は関節の形状分類の第三弾です。
ここまで球関節・臼状関節・楕円関節・顆状関節・蝶番関節・鞍関節の説明をしてきました。かなり関節の形状で動きが違うことは理解できたと思います。
最後の2つを記載したいと思います。
⑦車軸関節
関節面は円柱状ないし車軸状をしており、その周縁に当てはまるように弯曲した切痕になっている。
関節頭の骨の長軸に一致した運動軸をもち、固定された関節窩に沿って回旋のみ行うことのできる一軸性の関節である。(近位橈尺関節)
⑧平面関節
向かいあっているふたつの関節面の形状が、ともに平面に近い状態である。テーブルにおかれた本を滑らすように、お互いに平行にずれるような滑走運動が行われるが、一般にその運動範囲はごくわずかである。(椎間関節・仙腸関節)
<まとめ>
平面関節では動きはごくわずかですが、全く動かずにブロッキングなどになると疼痛の原因や可動域制限に繋がることはよくあります。まず、関節の構造を確認し、可動方向をした上で動きがあるかの確認が必要だと思います。
そこには練習も必要ですけどね。