おはようございます。
JMRの堀です。
前回から、
「姿勢制御シリーズ」について
お話しています。
定位と平衡について
定位の評価は、
対象者の姿勢をそのまま観察で
捉える事になります。
関節の角度、骨の配列や
ランドマークの位置テストなどを
評価します。
「姿勢の評価が苦手だ」、
「姿勢の評価をしていると、
訳が分からなくなります」と
学生や新人セラピストからよく聞きます。
恐らくそんな方は、
この定位能力だけを
一生懸命評価しているのかと思います。
姿勢制御の観点からしてみれば、
まだ1/4しか終わっていません。
得られる情報が少なく、
また結果をどう処理してよいか
わからないので評価を
ややこしくしているのかと思います。
全体的に大きくとらえる事が
大切だと思います。
また円背などの変形により
定位能力が低下しているからといって、
重心動揺が大きいかと
言われるとそうでもありません。
逆に、定位能力が
保持されていたとしても
平衡が低下している場合もあります。
どちらもという事もあります。
定位と合わせて平衡を評価ができれば、
姿勢観察・姿勢分析の
苦手意識が減るはずです。
最後まで読んで頂き
本当にありがとうございます。
次回は、
動的姿勢制御について
お話していきます。