• 理学療法士・作業療法士必見のリハビリ講座・徒手療法セミナー講座

  • 2017年10月10日

良い姿勢・悪い姿勢とは?

良い姿勢・悪い姿勢とは?

良い姿勢・悪い姿勢とは? 640 480 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

役員の井尻です。
ブログを書くのは初めてなのですが、閲覧していただいて復習や新たな気づきなどに繋がれば幸いです。
また、ご意見やアドバイス、質問もいただければありがたいです。
まず、姿勢やアライメントについて数回に分けて書いていこうと思います。
初回ということもあるので良い姿勢とは悪い姿勢とはを簡単に記載したと思います。
いい姿勢と悪い姿勢

○良い姿勢

力学的合理性や作業能と大きな関連をもつ。一般的な基準としては力学的に安定し、長時間に及んでもあまり疲労しない姿勢である。また、健康で心理的にも安定して、外観が美しい姿勢であることが作業能の面でも有効となる。

★良い姿勢の5つのポイント

  • ①力学的に安定であること
  • ②生理的に疲労しにくいこと
  • ③作業効率がよいこと
  • ④心理的に心地良いこと
  • ⑤美的に美しいこと

○悪い姿勢

習慣・心的ストレス・疲労・作業環境・疾病などが原因で起こる。生活習慣の変更・疲労回復・作業環境の適正化・疾病の治癒など、原因を除去することで修正できる不良姿勢は一過性・可逆性である。中枢神経疾患による異常姿勢や長期にわたる骨・関節疾患では永続的・不可逆的な不良姿勢が多い。

◇まとめ

よい姿勢の定義を知ってその姿勢に近づけることが重要である。また、治る姿勢なのか治らない姿勢なのかの鑑別が重要だと思います。特に新人セラピストは治らない姿勢を頑張って治療しようとしてしまう傾向があります。僕も新人の時はそうでしたが…
次回は重心線について書こうと思います。