おはようございます。
役員の井尻です。
てんかんシリーズも今日が最後となりました。
前回から主要な疾患についてまとめていますが、今回は④焦点てんかん⑤若年生ミオクローヌスてんかんについて書きますね!!
興味がある方はご覧ください。
【焦点てんかん】
これは発作分類上、部分(焦点・局所)発作といわれる発作症状を示す疾患群で疾患分類上は続発性と症候性に大別される。突発性には中心・側頭葉に棘波をもつ良性小児てんかんや後頭部に発作放電をもつ小児てんかんなどがあげられる。
意識のない単純部分発作と複雑部分発作とよばれる意識障害を伴った部分発作とにわけられる。
複雑発作は側頭葉てんかんとも呼ばれる。側頭葉や前頭葉~側頭葉、辺縁系に異常発作が起こる。意識障害・自動症がみられるのが特徴である。舌なめずりやボタンのはめ外しなどを繰り返す行動がよくみられる。
【若年性ミオクローヌスてんかん】
若年性に発症し、四肢・体幹・頚部などに瞬間的な筋収縮が起こる。持続は短く、意識消失はない。脳波上は多発性の棘波とそれに続く徐波からなる。
以上でてんかんシリーズは終了です。
また、てんかんシリーズとしてアップデートすることがあるかもしれませんがその時はよろしくお願いします。
JMR協会の詳細はコチラ参照してください。
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