おはようございます。
役員の井尻です。
前回に引き続きまして井尻のアウトプットシリーズです。
マッサージをまとめていますが、今回は徒手医学でよく聞く機能的マッサージです。
意外にやり方を知っているセラピストでも詳しくは知らないなんて方はいるのではないでしょうか?
始めて聞くセラピストの方もぜひご覧くださいね。
では早速書いていきますね!!
【機能的マッサージ】
定義:筋緊張の軽減を目的とする手技で、関節を一緒に動かしながら、治療する筋を
伸張して線維と平行に行う筋肉固有の揉捏法である。
効果:筋、軟部組織の機械的・反射的充血、固有受容器刺激による再損傷の防止、
機械的受容器刺激による疼痛の軽減、線維形成の刺激など
適応症:軽度の筋断裂、線維化、瘢痕形成、筋の過緊張、筋スパズム、
筋-腱-骨膜連結-の変性疾患、張力由来の疼痛と機能障害など
禁忌:血腫を伴う筋断裂、軟部組織の石灰化、治療部位の感染、滑液包炎、
関節の不安定など
※個人的には筋スパズムが強い患者さんに実施していくことが多い印象です。
例えば、THAの術後の患者さんの長内転筋や恥骨筋などがスパズムで過緊張になったり、疼痛が出ることが多いのでそこに機能的マッサージを実施しています。