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  • 2017年10月28日

徒手医学で使われる用語集①

徒手医学で使われる用語集①

徒手医学で使われる用語集① 195 213 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
JMR(日本徒手医学リハビリテーション)
協会の堀です。

今回から、
徒手医学に関わる用語について
簡単にですが、
説明させて頂きます。
参考にしてして頂けると幸いです。

〇end feelについて
 定義:自動運動最終域で、
    他動的な角運動を施行した時又は
    並進運動時の
    最終的感触のことである。

 ・筋肉性:柔らかく、弾力性がある。
 ・靭帯や関節周囲組織:
     やや硬く、弾力性がある。
 ・軟骨性:硬く、弾力性がある。
 ・骨性:硬く、弾力性がない。

〇並進運動とは?
 関節凹面の接線(治療面)に対する
 垂直または平行方向への関節の他動的運動

〇Joint playとは?
 定義:牽引及び滑りによる
    他動的運動により行われる運動範囲。

 徒手医学では
 並進運動(牽引・滑り)を用いて
 関節の遊びの範囲及び関節包内の
 エンドフィールを検査し、
 また痛みの治療も行われる。

〇牽引とは? 
 牽引運動は治療面に対して垂直に行われる。
 意義:joint playの検査
 治療でも応用:鎮痛、靭帯関節包の伸張

〇圧迫とは?
 関節面の接触を強調した運動を圧迫という
 意義:疼痛が悪化する場合、
    関節内組織の問題が予想される
  (半月板や関節軟骨など)

次回(10/30)、同じように
用語を説明させていただきます。