おはようございます。
JMR(日本徒手医学リハビリテーション)
協会の堀です。
前回、どんな手技があるの?①の続きを
お話したいと思います。
海外における反応重視型の学派
〇マッケンジー法
・ニュージランド出身、PT。
Dr.と一緒にマッケンジー協会を設立。
・セルフエクササイズや
教育中心の治療法である事が特徴
(セラピストに依存を助長せず、
主体性を引き出す事と 再発した際も
痛みを自己管理できるようになる)
・4つの症候群に分類し、
治療方針を決める。
〇メイトランドコンセプト
・オーストラリア出身の
メイトランドというPTが
発展させた学派です。
・関節軟部組織を出発点としたが、
次第に神経系、筋系を加え、
クリニカルリーズニングの概念を
摂り入れながら発展を
遂げて現在に至っており、
オーストラリアンアプローチとも
呼ばれています。
〇マリガンコンセプト
・ニュージーランド出身の
マリガンというPTが
発展させた学派です。
・刺激を加えるor
刺激(力学的負荷)を
加えた状態で自動運動を
実施する事によって、
患者の変化
(痛みであったり可動域であったり)
を評価する。
そして、良い変化が認められた場合は
その刺激を治療として用い、
変化がなければその刺激は
非適用と判断します。
また、マリガンコンセプトは
無痛が原則なため、評価の時点で
痛みが出てしまう場合でも
非適応と判断する。
あくまでも
私自身の私見です。
次回(10/23)は、
日本における学派についてお話したいと思います。