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  • 2018年9月25日

シャトル・ウォーキング・テストってご存知ですか?

シャトル・ウォーキング・テストってご存知ですか?

シャトル・ウォーキング・テストってご存知ですか? 640 480 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
役員の井尻です。
シャトル・ウォーキング・テスト
呼吸の機能評価シリーズも佳境に差し掛かってまいりました。
本日は6分間歩行以外の運動耐容能を評価できる評価を紹介したいと考えています。
目次的にいうと自転車エルゴメーター負荷試験とシャトル・ウォーキング・テストです。
ぜひ参考にしていただきたいと思います。

★自転車エルゴメーター負荷試験(多段階運動負荷試験)
2~3分ごとにエルゴメーターの負荷量を漸増していき、患者がもうこれ以上行うことができないという最大限に至るまで実施させ、患者の運動耐容能を定量的に評価する検査法である。

★シャトル・ウォーキング・テスト
漸増負荷試験の1つで室内の平坦なスペースに9m離しておいたコーンの間を歩かせ、その片道の時間を信号音でコントロールし次第に短くすることで歩行速度を上げていく方式である。
負荷の段階は時速1.8kmのごく低速から1分ごとに約0.6km/hずつ速まり、最終的には時速8.5kmの速い歩行速度に達する。検査は時間内に次のコーンに到達できなかったところで終了し、最終シャトル数から歩行距離を計測する。
最大酸素摂取量を歩行距離から計算で求めることができる。
※計算式は4.19+歩行距離×0.025

【まとめ】
計算式で最大酸素摂取量が分かるというのは画期的ですよね。
シャトル・ウォーキング・テストは6分間テストの次によく用いられるテストですので覚えておいてほしいと思います。