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  • 2018年8月18日

リハビリテーション中のパニックコントロールとは?

リハビリテーション中のパニックコントロールとは?

リハビリテーション中のパニックコントロールとは? 640 480 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
役員の井尻です。
リハビリテーション中のパニックコントロールとは?
本日はパニックコントロールです。
もし、リハビリテーション中にパニックがおこなったらどうされますか?
そんなもしものために対策法をお伝えします。

運動療法の実施中には時に強い呼吸困難や酸素飽和度の低下が惹起されることがある。
適切な換気のコントロールはこうした状況から回復を促進する。
パニックコントロールにおいてはまずできるだけ速やかに坐位を取らせるか、それが不可能なら壁に手をついてもたれた状態ないし手すりなどにつかまった姿勢をとらせ、姿勢の安定を図る。その際上体はやや前傾させ、上体は坐位なら膝の上やテーブルの上、立位の場合は壁や手すりに置いて固定させる。
閉塞性障害のある患者では口すぼめ呼吸を指導する。
また介助者は患者の側面ないし背面より患者の呼気に合わせて呼吸を介助する。
落ち着いてきたら患者にはできるだけリラックスして介助に呼吸を任せるよう指導し、深いゆっくりとした呼気を確保していく。

【まとめ】
簡単に復習するとまず、前傾姿勢をしてもらうことが第一です。
口すぼめ呼吸をしながら呼気を意識させてリラックスを促すようにしましょう。
その後の報告なども忘れないように行ってくださいね。