おはようございます。
役員の井尻です。
本日は呼吸リハビリテーションから筋力トレーニングについてです。
呼吸と筋トレ?という方はぜひご覧ください。
適切な栄養管理と組み合わされた筋力トレーニングは四肢の筋力を増強するだけでなくある程度持久力も改善する。
また、持久力の訓練と組み合わせることによって運動能力をより大きく改善される効果を持つ。
筋力増強トレーニングは自由に実施速度をコントロールでき、呼吸困難が強い患者においても負荷強度を確保しやすい利点もある。
そうした点から今日では筋力トレーニングは運動療法プログラムに積極的に組み入れられている。通常下肢を中心に体幹、四肢について自重や重錘、あるいはゴムバンドを用いた運動を数種類組み合わせて実施する。1RMの60~90%で10-15回を1-数セットずつ行う。
上肢の動作は多くの慢性呼吸器疾患で下肢の動作以上に呼吸困難を引き起こしやすい。
これは筋力の問題とともに上肢の動作の際には上肢帯の筋群がそちらに動員され、換気運動への寄与度が減少することも一因であると考えられている。
上肢運動には種々の方法があるが一般には坐位で0.5-2㎏の重錘を前方あるいは側方へ挙上する運動(2分1セット)が推奨されています。
【まとめ】
筋トレは持久力を鍛える効果も狙えるようです。
また、上肢より体幹・下肢の筋トレのほうが良いようですね。