おはようございます。JMR協会の堀です。
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シリーズ：起立動作
【知らないセラピスト多数】起立動作で必須の下肢伸展運動とは！？
下肢伸展運動を皆さんはどのようにおこなっていますか？
今回は起立動作に波及させる下肢伸展運動をご紹介したいと思います。
もちろん、動作訓練には特異性があるので起立動作自体を訓練したらいいという考えもありますが本日は坐位で行う方法をお伝えしますね。
【概要】
起立動作の身体重心を上昇させる下肢の抗重力伸展活動は「股関節伸展・膝関節伸展・足関節背屈が組み合わさったパターン」が基本となります。
人類の進歩から考えると理解しやすく、踵が接地している動物はひと以外おらず、ヒトに近いサルも踵は小さく踵で荷重を支える姿勢となっていません。
直立した姿勢を獲得する中で股関節・膝関節を伸展し、足関節で姿勢戦略をとるために足関節背屈して踵を接地させたと考えられる。
【方法】
肢位：坐位
セラピスト肢位：側方に位置
①踵と足部を把持する
②踵を床に押し付けて地面をえぐるように膝を伸ばしてもらう
③セラピストは背屈を維持するように操作しながら踵に抵抗をかける
※注意
骨盤後傾しないように行う
保持が無理なら上肢で座面を支えても良い
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