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  • 2018年5月8日

セラピストの触診で求められること!!

セラピストの触診で求められること!!

セラピストの触診で求められること!! 640 427 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます
役員の井尻です。


本日はセラピストの触診についてのお話をさせていただきたいです。
新人の先生方向きですが、これも理学療法士としての基礎です。

理学療法士としての手・手指の役割とは?
①治療部位の操作(患者の肢節あるいは身体)
②感覚による識別
があります。

・患者さんに接触する時のポイント
①触れることで患者さんを緊張させないこと。
触れ方が強すぎても弱すぎてもいけない。
それが患者さんの不安にさせたり、緊張させる。
②指に力を入れず、手掌面と指腹を使って均等に触れる。
爪で触れないように注意する。(爪は切っておきましょう)
③治療以外のさする、揉むなどの刺激を入れないようにする。
患者さんを不快にさせてしまう。
④冷たい手で触れない。
不快と同時に防御性収縮が生じてリラックスできない。

・患者さんに触知・触診する時のポイント
皮膚の状態や筋の収縮の有無など、さまざまな情報を得る。
触診する際はまず、手掌で触る。その後、指腹で触診する。
面で触知して点で触知するようにする。
いきなり、点で触ると不快である。

【まとめ】
触診する際は基本は包みこむように触れることが重要である。
また、触診は訴えがある部位を直接触るのではなく周辺から触知していくことが重要であり、最初は面で触知していきましょう。
もちろん、他動運動ではエンドフィールを感じることは大切です。