おはようございます。
役員の井尻です。
本日をもってひとまず高齢者シリーズは終了にしようかと思っております。
また、追加情報があれば随時UPするかもしれません。
高齢者と転倒の危険性について今日は書きますね。
転倒の危険度を上がる要因の一番は筋力低下と言われています。
アメリカでは4.4倍と報告があり、日本でも筋力が低下した高齢者は5.5倍にもなるといわれています。もちろん下肢の筋力との関連は強いです。
歩行能力の低下・バランス能力低下は2.9倍に向上し、筋力が低下しやすい女性が男性より転倒傾向にあるといわれています。
また、転倒歴があると3倍もの危険性向上があるため事前に情報として入手しておくとよいかもしれません。
順番でいうと2番目に危険率が高いためかなり重要です。
実は看護師さんの転倒スケールにも入っている項目なんですよね。
【まとめ】
特に関連が強いのは筋力低下・転倒歴・歩行能力・バランス能力と考えればよいのではないでしょうか?
また、全身の筋力に関連する握力を測るのも良いと言われています。握力の弱い人も転倒リスクが高いと言われています。
以下は補助具の使用・視力障害・関節障害・起居動作能力低下・抑うつ・認知機能低下・年齢と続きます。