• 理学療法士・作業療法士必見のリハビリ講座・徒手療法セミナー講座

  • 2018年4月5日

高齢と筋力低下について!!

高齢と筋力低下について!!

高齢と筋力低下について!! 640 427 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
役員の井尻です。

前回から高齢になると身体がどうなるかという話をしています。
新人セラピストの方はこれから基本的に高齢者の患者さんをみる機会が多いですので参考にしてくださいね。
今回は高齢化と筋についてをもう少し詳しく書きます。

筋量や筋力は上肢の低下は起こりづらいと言われています。
下肢では大腿四頭筋や大殿筋など重力に抗して姿勢を維持する抗重力筋の低下がみられ、若年者の3割以上の筋力や量が低下します。

収縮様式では遠心性は高齢化とは関連しづらく、求心性や等尺性は低下しやすいという関連もあります。

日常生活や基本的動作で必要な筋パワーでは高齢化の関連が強いとされています。
高齢者は筋力増強より筋パワーの訓練の方がバランスの向上や転倒防止に繋がるといわれているぐらい大切なものです。
この低下はタイプⅡの萎縮や筋の協調性の低下、腱スティフネスの減少が原因と考えられています。
高齢者の筋パワーは3割程度低下していると言われます。
【まとめ】
筋パワーの増加が高齢者では重要です。
運動機能や転倒防止に繋がるため意識してほしい部分ですね。
筋パワーを増加させるためによい筋トレ回数は20回と言われています。
豆知識として覚えておいてほしいです!!