おはようございます。
JMR協会の堀です。
慢性疲労症候群(CFS)とは?
病院勤務時代、聞いた事がない疾患です。最近、当院に来られる方が、そういう病名があり知らなかったので、調べる事にしました。それをシェアしたいと思います。
症状がさまざまでまだよくわかっていない部分も多い病気です。特に顕著なのは圧倒的な疲労感です。
無気力を伴う疲労感にならないための方法
はっきりした原因はわかっていませんが、インフルエンザのような症状が現れてから、さらに疲労感が強くなっていくのです。アメリカでCFSにかかった人は100万から250万人。うち90%は診断すら出ていないそう。女性は男性の2倍、40歳から60歳の間でかかりやすいと言われています。
特定の検査法はないので、いわゆるほかの病気ではないことを確認してきます。重要な症状は6カ月以上続く、無気力を伴う疲労感。その上で、以下の症状のうち、少なくとも4つが進行しているのが特徴と言われています。「単核症」や「ライム病」と呼ばれるほかの病気の症状ではないかと確認します。次のうちどれかの症状がないか見ていきます。
- のどの痛み
- 経験したことのない頭痛
- 筋肉痛
- リンパ節に痛みを感じる
- 睡眠の質が悪い
- 赤みや腫れのない関節痛
- 記憶力か集中力が落ちている
- 運動の後に続く1日以上の消耗
長い間、医師はCFSの症状を「精神的なもの」と片付けてきましたが、科学の世界では理解も進んでいるとのこと。アメリカ医学研究所(IOM)が、「全身性労作不耐症」として再定義するよう提案しました。身体的、精神的、感情的な活動がうまくできなくなる症状が現れることが特徴として定義されると説明しています。
標準的な治療
「身体活動」と「認知行動療法」と呼ばれる方法があるみたいです。医学誌ランセットによって、広められた研究に基づくものです。ただ、この研究が今では参考にされていないみたいです。科学的な根拠がないと考えられたため、連邦当局が推奨を取りやめなどがあったみたいです。結局、CFSに推奨される治療がないのですが、心理カウンセリングと理学療法の有効性と言われています。
慢性疲労症候群に対処する3つの方法
1.穏やかなヨガまたは瞑想でストレスを減らす
20分のアイソメトリックヨガのセッションが良い。瞑想も効果的。
2.水をたくさん飲む
CFSが、引き起こす脱水はめまいにつながり、疲労を増やします。少なくとも1日グラス8杯水を飲みます。
3.睡眠を改善する
規則正しい時間に寝起き。寝室に電子機器を置いたり、就寝前にカフェインやアルコールの摂取したりするのを控えます。
協会に興味がある方は
是非、こちらをクリックして
お問い合わせ下さい!
お待ちしてま~~す笑