おはようございます。
役員の井尻です。
新人セラピストの方は職場になれてきたでしょうか?
今は見学が主かと思います。今の間に存分に先輩に質問してもらえたらと思います。
4月から高齢になると身体がどうなるかという話をしています。
前回は高齢化と骨について書きました。
4大骨折がなぜそこなのか?負担がかかりやすいからだけではなかったですよね。
気になる人は前回のブログを読んでもらえたらと思います。
今回は高齢者と骨折のことをもう少しまとめます。
骨折の2大リスクは骨粗鬆症と転倒です。
なかでも一番重篤なものは大腿骨頸部骨折ですよね。
その原因は9割が転倒からといわれています。
日本の発生率は年々増加しています。
転倒による大腿骨頸部骨折は年間12万件で15年前に比べると2倍以上に増加しています。
大腿骨頸部骨折は身体機能に大きな影響を与え、寝たきりになる高齢者の1割から2割にもなります。
【まとめ】
今回は高齢者の転倒がいかに大腿骨頸部骨折につながり、寝たきりになっているかを伝えることができたかと思います。
これ自体が社会問題レベルの話ですよね。
対策としては転倒予防と骨粗鬆症予防になっていきます。
それを踏まえて次回は高齢とバランスについて書きます。