おはようございます。
役員の井尻です。
2日前をさらに3つにかけて詳しく説明していきますね。
①大脳の興奮水準の増加
大脳の興奮水準の増大は筋力発揮を繰り返すことによる神経興奮性の改善(活動参加する運動単位の数や発火頻度の増加、同期化)によるものである。
このような中枢神経系の興奮水準の増加は筋力トレーニング時のみだけでなく、掛け声や睡眠でもみられる。
②拮抗筋の抑制
トレーニングのきわめて初期の筋力増加のメカニズムとして拮抗筋の抑制があげられる。
膝関節伸展トレーニングより膝関節屈筋である大腿二頭筋の筋放電量が最大膝関節伸展筋発揮時に減少する。特に最初の1週間で著明である。
拮抗筋を抑制することにより筋力が増加するのは主動作筋の興奮水準が増加しなくても拮抗筋に対する主動作筋の筋興奮レベル比が増加し、効率的な筋力発揮が可能となるためである。
③運動プログラムの改善
例えば、小指外転することなく最大筋力を発揮するイメージを行うトレーニングを4週間行い、小指外転筋が22%増加したと報告がある。これは運動プログラムの改善により筋力が増加したものと考えられる。
イメージトレーニングは脊髄レベルの影響は小さく、一次運動野の影響が大きいといわれている。
<まとめ>
個人的には③の運動イメージが興味がありますね。
実際に運動しなくても筋力増強ができるというのは運動イメージのすごいことですね。
プロ選手たちがレベルの高い運動イメージができているというのは聞いたことがあります。
運動学習だけでなく、筋力が増加するのは重要なポイントかのしれませんね。