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  • 2017年10月30日

徒手医学で使われる用語集②

徒手医学で使われる用語集②

徒手医学で使われる用語集② 195 213 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
JMR(日本徒手医学リハビリテーション)
協会の堀です。

前回から、徒手医学で使用される
用語について、
簡単に説明させて頂いています。

用語集②

〇滑りとは
 滑りは治療面に対し水平に行われる

 意義:joint playの検査
   痛みの軽減。関節包、靭帯の伸張

 〇並進運動
 
 牽引・滑り3段階分類
   グレード1:緩和
   グレード2:緊張
   グレード3:伸張

 意義:
  ①ioint play検査:
  グレード2の生理的限界での
  end feelを目安とする。

 ②関節の鎮痛:
  グレード2までの並進運動を行う。

 ③mobilization:
  グレード3まで関節包靭帯を
  伸張しながら可動域の増大。
  7~10秒保つ。
  Joint playが改善するまで繰り返す。

〇凹凸の法則について

 凹の法則:
  関節の凸を固定した場合、
  凹側の関節面は
  治療方向(関節運動)と
  同じ方向へ動く。
  大腿脛骨関節など

 凸の法則:
  関節の凹側を固定した場合、
  凸側の関節面は
  治療方向(関節運動)と
  反対側方向へ動く。
  肩甲上腕関節など

〇関節機能不全とは?
 運動性低下又は
 過剰運動性を意味しており、
 正常な関節機能から
 逸脱している状態。

〇過少運動性 (Hypo Mobility)とは?
 関節面又は軟骨組織での
 構造的変化による
 関節可動性の低下している状態。

〇過剰運動性( Hyper Mobility)とは?
 関節面又は軟骨組織での
 先天的又は後天的な構造的変化による
 中間域の拡大を伴った
 関節可動性の亢進している状態。

〇不安定性(Instability)とは?
 中間域の拡大及び神経筋の異常を
 伴った関節の遊びの病的な亢進している状態。

まだ、沢山あると思いますが、
今回で、用語集としては
一旦終了しようと思います。