おはようございます。
JMR(日本徒手医学リハビリテーション)
協会の堀です。
前回から、徒手医学で使用される
用語について、
簡単に説明させて頂いています。
用語集②
〇滑りとは
滑りは治療面に対し水平に行われる
意義:joint playの検査
痛みの軽減。関節包、靭帯の伸張
〇並進運動
牽引・滑り3段階分類
グレード1:緩和
グレード2:緊張
グレード3:伸張
意義:
①ioint play検査:
グレード2の生理的限界での
end feelを目安とする。
②関節の鎮痛:
グレード2までの並進運動を行う。
③mobilization:
グレード3まで関節包靭帯を
伸張しながら可動域の増大。
7~10秒保つ。
Joint playが改善するまで繰り返す。
〇凹凸の法則について
凹の法則:
関節の凸を固定した場合、
凹側の関節面は
治療方向(関節運動)と
同じ方向へ動く。
大腿脛骨関節など
凸の法則:
関節の凹側を固定した場合、
凸側の関節面は
治療方向(関節運動)と
反対側方向へ動く。
肩甲上腕関節など
〇関節機能不全とは?
運動性低下又は
過剰運動性を意味しており、
正常な関節機能から
逸脱している状態。
〇過少運動性 (Hypo Mobility)とは?
関節面又は軟骨組織での
構造的変化による
関節可動性の低下している状態。
〇過剰運動性( Hyper Mobility)とは?
関節面又は軟骨組織での
先天的又は後天的な構造的変化による
中間域の拡大を伴った
関節可動性の亢進している状態。
〇不安定性(Instability)とは?
中間域の拡大及び神経筋の異常を
伴った関節の遊びの病的な亢進している状態。
まだ、沢山あると思いますが、
今回で、用語集としては
一旦終了しようと思います。