おはようございます。
役員の井尻です。
理学療法における問診「面接技術」について書いています。
今回は方法の最後のポイントの要約についてと面接で得られる情報について書こうかと思います。
情報については何か抜けがないか確認お願い致します。
⑦要約
疾患や障害が複数あったり、訴えたいことが多い患者さんも存在する。
面接の最後で話した内容を整理して要約することが重要である。
また、セラピストが一方的にまとめるのではなく、あくまで患者さん主体で面接内容を要約し、その内容に誤りがないか確認する。最後に疑問点や言い残しがないかを確認する。
面接で得られる情報
①主訴・現病歴
患者さんが最も訴えたいことを表現通り簡潔にまとめる。
また、患者さんが希望していることを明らかにする(hope)。
現在の疾患、障害の部位、経過などを聞く。
②既往歴
過去にかかった疾患や障害の経過などを明らかにする。
③背景
病前生活、現在のADL、家族構成、家屋構造、生活習慣、生活リズム、嗜好、仕事など
④その他
面接において得られたさまざまな情報からリスクを予測するようにする。
【まとめ】
学生を最近、もった先生方は意外にリポートに入っている項目だとお気づきかもしれませんね。
学生レポートは基本ですからね。最近レポートがなくなるかもしれない流れになっていますよね。
もちろん、一症例について深く考えることの練習ではありますが、問診などのことを考てもあった方が良いかもしれませんね。