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  • 2018年8月11日

呼吸リハビリテーションの運動処方のヒントとは!

呼吸リハビリテーションの運動処方のヒントとは!

呼吸リハビリテーションの運動処方のヒントとは! 1024 683 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
役員の井尻です。
呼吸リハビリテーションの運動処方のヒントとは!
本日は呼吸リハビリテーションの運動処方の考え方について記載します。
運動処方に悩む方はぜひご覧ください。

最大酸素摂取量に対して比較的高いレベル(60~80%)を目標とする。
強い苦痛を伴うため徐々に負荷をあげたり、インターバル方式にするなど工夫が必要である。
また、高強度負荷は特に症状の強い患者では最大酸素摂取量の40%前後を目標とする低強度負荷も選択させることがある。
低強度負荷は生理学的効果は高強度負荷に劣るが、苦痛が少なく安全に実施できることから家庭でのメニューなどにも応用されている。
運動は下肢のメニューを中心として、平地歩行・トレッドミル・エルゴメーターなどの中から選択する。いずれの場面も一定の運動強度を維持することが大切である。
運動の持続時間は15-30分、実施頻度は週3-5回が標準的である。
十分な効果を上げるには最低20回セッションが必要である。

【まとめ】
基本的に有酸素運動を行うことが推奨されています。
最大酸素摂取量に対して比較的高いレベル(60~80%)が必要でかなり高い強度でありますので注意や工夫は否めないかもしれません。
もちろん、指標でありますのでその患者さんに合わせて処方してくださいね。