おはようございます。
役員の井尻です。
呼吸の機能評価シリーズは本日で最後にしようと思っております。
今後、アップデートするかもしれませんがその時はよろしくお願いします。
本日は残った万歩計を使った評価・ADL評価・リスク管理についてかいていきます。
★万歩計による歩行数の評価
万歩計を装着させ、1週間の平均1日歩数を算出する。
運動処方に有用である上、患者の意欲を引き出す上にも有用な指標となる。
★ADL評価
患者のADLにおいて息切れのために何かが問題なのか、そして患者のニーズや残存能力などを把握する。これは、実際に患者に動作を行わせてみて、息切れの状態や動作の速度などについて観察する方法がある。
★検査・評価上の注意点
①運動負荷試験は医師の指導のもとで行う
②肺機能検査は臨床検査へ依頼した方がよい
③検査結果は必ず患者に役立てる
④個々の検査結果から総合判断して、評価の目標を達成すること
⑤リスク管理に十分に注意を払って評価にあたる
【まとめ】
ADL評価は呼吸の患者様だけではなくリハビリを行う場合は重要ですよね。
呼吸の問題があるというのを知った上でADLの指導や方法の提案を行えば良いと思います。
また、リスク管理も重要ですので評価の前にしっかり確認しておいてくださいね。