おはようございます。
役員の井尻です。
本日は動筋と拮抗筋です。
言葉の定義にはなると思いますが正確に説明できますか?
説明できない方はぜひご覧ください。
動筋
ひとつの筋の求心性収縮によって関節運動が起こるとき、その時を筋という。
求心性収縮だけでなく、静止性収縮や遠心性収縮による関節運動を含めることもある。
ひとつの筋の異なる運動の動筋になることがある。上腕二頭筋は肘関節の屈曲運動および前腕の回外運動の動筋である。
1関節運動で動筋は主動筋と補助動筋にわけられる。
2~多関節筋は遠位関節の主動筋になることが多く、筋の短縮によって関節を中心として軽い側に運動が起こる。
しかし、足が床に固定されているときや手で鉄棒を握っているときなどには重い側に運動が起こる。
これをリバースアクションという。
拮抗筋
動筋と逆の働きをする筋のこと。
伸筋は屈筋の拮抗筋である。実際の機能では動筋による運動の速さや強さの変化に応じて、それを調節するような遠心性収縮することも多い。
立位時の下肢筋群のように姿勢の保持では動筋の拮抗筋はしばしば同時に静止性収縮をする
これを同時収縮という。
<まとめ>
簡単に言うと動かす筋と逆の動きをする筋ですね。
肘屈曲なら上腕二頭筋が動筋・上腕三頭筋が拮抗筋となります。