おはようございます。
役員の井尻です。
前回から歩きはじめについて書いていまいすが本日は「②直立の状態から崩す」を説明したいと思います。
また、番外編としてそもそも何歩までが歩きはじめといえるのか?について書いていきますね。
ちなみに今回からの方で前回が気になる方はさかのぼってブログをご覧ください。
②直立の状態から崩す
直立位では抗重力筋である下腿三頭筋によって前後方向のバランスが維持されていますが、その活動が減少することで静止状態を崩します。
そこで歩きはじめの瞬間的な原動力として直立位の位置エネルギーが前進のための運動エネルギーに変換されます。
また、COPが一度後方移動することになるため床反力的にも前方へ身体を移動させるように働くことも要因と考えられます。
ちなみに何歩までが歩きはじめか知ってますか?
通常歩行は歩行速度が一定ですよね。
しかし、歩きはじめは速度が増加してくことが特徴です。
よって歩行速度が増加していく3歩目までが歩きはじめと言えます!!
4歩目は通常歩行と考えていただくと良いと思います。
これは豆知識になるかもしれませんね。
では、次回は「③前方への加速度を作る」をまとめていきますので興味がある方はごらんください!