• 理学療法士・作業療法士必見のリハビリ講座・徒手療法セミナー講座

  • 2017年10月18日

どんな手技があるの?①

どんな手技があるの?①

どんな手技があるの?① 640 480 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。
JMR(日本徒手医学リハビリテーション)
協会の堀です。

以前、徒手医学についてお話をしました。
今回は、手技についてお話したいと思います。

色んな手技があります。
そのため、何を学んだら良いのか?
何を選択したら良いのか?
分からなくなると思います。

手技に出会うのも、
たまたま病院の先輩が
手技を使っていて興味をもつ、
または実習地の先生が
手技を使っていて興味をもつなど、
色んな形があります。

多様している手技に対して、

一般的にどのようなものがあるのか?
簡単にまとめてみました!
あくまでも、私見です笑

海外における総合型の学派として

〇ドイツ徒手医学

・カイロプラクティックに関する
  研究会として12人の医師により創立。
  その後カルテンボーンがFACに参加し、
  名称が変わり、現在に至る。

 ・一番古い歴史で
  マニュアルセラピーの源らしいです。
  (そう言われているそうです)

 ・除痛に関するコンセプトは、
  痛みの生じている部位を
  ゲートコントコールセオリーを
  利用し除痛します。
  脊柱に関しては、
  動きの少ない関節に対し、
  動きをよくするようなmobilizationを、
  不安定性を認める関節には安定性を
  向上させるアプローチを
  行うといった感じです。

〇パリスコンセプト

  ・パリスというPTが発展させた学派
  ・解剖学、運動学を重視し、
   そこから可能であれば病態を推測し、
   手技自体より解剖・運動学を
   基礎とした評価、
   病態推測を重視する。
   その結果、
   徒手療法を特殊な手技として強引に、
   患者にあてはまることなく、
   必要な治療手技を選択できる。

〇ノルディックシステム

  ・カルテンボーンというPTが
   発展させた学派。
  ・Evienthのストレッチング、
   筋力強化、
   協調性トレーニングなども
   取り入れている。

次回(10/20)は、
反応重視型についてお話します。