おはようございます。
役員の井尻です。
今回はてんかんの検査所見について簡単ではありますが記載したいと思います。
まず、どんな検査をするかという①脳波②CT・MRI③PET・SPECTです。
では、順を追って少し詳しく書いていきます!!
①脳波
最も重要なものは脳波です。脳波上異常がなくても臨床症状からてんかんと診断する場合もあるが、脳波上典型的な異常所見があればたとえ臨床上の発作がなくても診断されることがあります。
※脳波所見から発作の臨床型や焦点を推測することができる場合が多く予想される発作の予防が可能である。
②CT・MRI
二次性てんかんの原因となっている脳の障害や異常を抽出できることがある。
しかし、一次性てんかんだけでなく二次性と考えられるてんかんでもCT・MRIに異常がない場合も多く、これだけではてんかんを否定できない。
③PET・SPECT
てんかんの一部には潜在的な脳虚血や局所の代謝の異常が原因となって発症する場合も多い。こういう場合はPET・SPECTで異常を抽出できる。
3つの検査がありますがそれぞれ重要な印象を受けます。
それぞれの特徴があってカバーし合ったように検査がありますね!!
これを読んでいただくとてんかんの検査って難しいことが理解できますね。