おはようございます。
役員の井尻です。
今回はてんかんの治療について簡単ではありますが記載したいと思います。
まず、どんな治療があるかですが、①抗てんかん薬②外科手術という2つです。
抗てんかん薬から説明していきますね。
また、副作用についても述べますのでリスク管理などにも役立ててください!
①抗てんかん薬
基本的に薬物療法が主体である。てんかん発作型にあった第1選択薬の単剤投与が原則である。
第1選択薬を大量投与しても効果がない場合に第2選択薬に移行する。
○部分発作(単純部分発作・複雑部分発作)
第1選択薬:カルバマゼピン 第2選択薬:バルプロ酸・フェニトイン
○欠伸発作
第1選択薬:バルプロ酸 第2選択薬:エトスクシミド
○ミオクロニー発作・脱力発作
第1選択薬:バルプロ酸 第2選択薬:クロナゼパム
○強直発作・間代発作・強直間代発作
第1選択薬:バルプロ酸 第2選択薬:フェニトイン
※抗てんかん薬では副作用として眠気・ふらつきがみられる。
脳神経細胞の異常な興奮を抑えることが目的とされているためである。
また、妊婦には特別な配慮が必要であり、早産や死産、先天性奇形を生じる可能性がある。
リハビリ的には副作用のふらつきがあるため転倒リスクを気を付けてくださいね!!