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  • 2022年6月3日

【マル秘】歩行の荷重応答期のポイントを伝授します!!

【マル秘】歩行の荷重応答期のポイントを伝授します!!

【マル秘】歩行の荷重応答期のポイントを伝授します!! 640 360 日本徒手医学リハビリテーション協会-姫路発、疼痛治療を学びたい理学療法士必見

おはようございます。JMR協会の堀です。
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シリーズ:歩行シリーズ

【マル秘】歩行の荷重応答期のポイントを伝授します!!

前回から歩行シリーズとして動画を撮っています。
今回は荷重応答期の特徴と荷重応答期を分析するときのポイントを解説していきたいと思います。まず荷重応答期とは何かを解説していこうと思います。

荷重応答期とは?

足部が床に接地してから、反対側下肢が降り出されるまでの期間のことです。つまり荷重応答期の期間=反対側下肢の前遊脚期の期間にあたります。
そしてこの荷重応答期が終了すると片側下肢のみが床に接地している単脚支持期に移行します。荷重応答期の期間は全歩行周期の約12%を占めています。

荷重応答期の床反力の影響

荷重応答期に発生する床反力の位置と床反力が下肢や体幹の各関節に与える影響なんですが、荷重応答期の床反力は床に接地している踵の斜め後方から発生します。荷重応答期の床反力っていうのは初期接地の床反力と比較して垂直と後方へ向かうベクトルが強くなっています。荷重応答期の床反力は初期接地の床反力と比較して身体を上方向プラス後方に移動させる力が強くなっています。
ちなみに荷重応答期に床反力が初期接地の床反力と比較して強くなる現象が起こるということは、初期接地から荷重応答期にかけて衝撃を吸収していることが分かります。初期接地から荷重応答期にかけて衝撃を吸収していることは、足関節底屈と膝関節屈曲が起こって身体を垂直に落下させずに緩やかに前下方に落下させていることがわかります。ですから初期接地から荷重応答期にかけて衝撃を吸収し身体を安定させるために足関節底屈と膝関節屈曲が起こる必要っていうのがあります。
この時、初期接地から荷重応答期にかけて床反力は足関節の後方を通過して足関節を底屈方向に動かします。
そしてこの足関節底屈を底屈方向に動かしていく力に対抗するために、足関節背屈筋である前脛骨筋が活動します。
その結果初期接地から荷重応答期にかけて踵を支点として床に足関節底屈が起こり衝撃を吸収します。ちなみに初期接地から荷重応答期にかけて踵を支点として足関節が回転する現象をヒールロッカーと言います。
前脛骨筋は初期接地から荷重応答期にかけて足関節底屈を制御すると同時に下腿骨を前方に引きつけることで下腿骨を前方に回転させます。そしてこの初期接地から荷重応答期にかけて下腿骨が前方に回転するおかげで下肢が前進しスムーズに立脚中期に移行することができます。続いて初期接地から荷重応答期にかけて床反力は膝関節の前方から後方に移動し膝関節を屈曲方向に動かします。
そして先ほども解説した通り初期接地から荷重応答期にかけて膝関節が屈曲することで衝撃を吸収します。ちなみに床反力が初期接地から荷重応答期にかけて膝関節の前方から後方に移動する原因は初期接地の時にも説明したように、前脛骨筋の活動により下腿骨が前方に回転することが挙げられます。
そしてこの膝関節を屈曲方向に動かす床反力に対抗するために股関節屈曲作用がある大腿四頭筋が活動します。そのあと初期接地から荷重応答期にかけて床反力は足関節の前方を通過し股関節を屈曲方向に動かします。そしてこの股関節を屈曲方向に動かす床反力に対抗するために股関節伸展筋である大殿筋が活動します。
大殿筋は初期接地から荷重応答期にかけて大腿骨を後方に回転することで膝関節の伸展を補助します。つまり大殿筋の活動が増加すれば股関節だけでなく膝関節の安定性も向上します。股関節の伸展筋であるハムストリングスは膝関節屈曲作用があるため初期接地から荷重応答期にかけてハムストリングスの筋活動は大殿筋と比較して小さくなっています。続いて初期接地から荷重応答期にかけて床反力は、身体の重心つまり身体の前方を通過し体幹を伸展方向に動かします。最後に荷重応答期を分析するポイントを解説します。

結論

荷重応答期を分析するポイントは初期接地を優先的に分析することです。
これは初期接地を分析すればある程度。荷重応答期の運動を把握することができるからです。前回の初期接地を解説した動画でもお伝えしたように初期接地が逸脱した運動であれば、ほとんどの場合荷重応答期も逸脱した運動となります。
例えば初期接地の段階で足底全体が床に接地すると足関節底屈を制御する必要がなくなるため、前脛骨筋の活動が低下します。
その結果、荷重応答期に下腿骨が前方に回転せず膝関節が伸展します。また初期接地の段階で膝関節が過度に屈曲すれば正常方向と比較して床反力が膝関節の後方を通過し膝関節を屈曲する作用が強くなります。
その結果、荷重応答期に正常歩行と比較して膝関節が更に屈曲します。ということは初期接地が正常な運動であれば、ほとんどの場合荷重応答期も正常な運動となります。なので正常歩行の初期接地と荷重応答期を理解した上で、まずは初期接地を優先的に分析して、続いて初期接地の状態を把握した上で荷重応答期を分析するといいと思います。


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